いつも時間に追われている…
仕事をしていても集中できない、読みたい本があるのに読めない…
そんな方は朝の行動に問題があるのかもしれません。
朝にやってはいけない行動はこれまでにたくさん研究されてきました。関連書籍もたくさんあります。
今回はその中でも特におすすめなものをまとめました!
・重要な仕事を午前中のうちに終わらせて、午後は余裕を持って仕事ができる。
・自分の時間を確保して、読書や勉強、副業などへのチャレンジにあてられる。
そんな風になりたいという方、ぜひ参考にしてみてください!
目次
□朝やってはいけない行動
・出発ぎりぎりに起きる
・メールチェック
・日光をあびない
・水を飲まない
・運動しない
・朝ご飯を食べすぎる
・瞑想しない
出発ぎりぎりに起きる
出発ぎりぎりに起きるのは損です
朝は今までより2時間早くおきましょう。自分の時間を確保するには、それが1番手っ取り早い方法です。
・朝、誰も来ていないオフィスで集中して仕事をする。
・カフェで資格の勉強をする。
・ランニングなど、自分の趣味に没頭する
このようなことに時間をあてられます。
なぜなら、朝早くなら誰にも邪魔されないからです。
これらを夜にやろうと思っても、飲み会の誘いなど、なにかと用事が発生してできなくなりがちです。それではやりたいこと、やるべきことを継続してコツコツできなくなります。
自分のやりたいことを習慣化させやすいのが、早起きするメリットです。
とはいえ、早起きは大変すぎる
そう思った方も多いでしょう。
数日ならともかく、それ以降続くかどうか心配かもしれません。
「本気で自分を変えたいなら、そのくらいがんばりなさい」
と言いたいところですが、人間はそもそも怠惰な生き物だということは十分わかっているので言いません。笑
寝る時間を固定する、目覚ましを手の届かないところに設定するなど、世の中には早起きを持続させるテクニックが色々とあります。
中でも効果がありそうなことについては、以前記事しておいたので、参考にしていただければと思います。早起きにフォーカスした記事ではありませんが、応用できます。
メールチェック
朝、メールチェックなどの雑事をしてはいけません
朝起きてから2時間は脳のゴールデンタイムと言われています。1日のうちで最も集中力が高い状態になるのです。
そこから集中力はどんどん低下していき、正午には50%下がるとも言われています。
朝の時間をメールチェックに使うのはもったいないです。
そういう雑事は集中力の下がる午後にしましょう。
反対に、午前中は集中力の必要な仕事をします。
僕の場合は技術者なので、データの考察や資料作成、専門知識の勉強は午前中にしています。午後は実験やメールチェックなどの雑事を消化する感じです。ブログ記事の構成を考えて少し書き出す段階までは、仕事に行く前の2時間でやっていますね。
1日のうち1番重要なことは朝にやってしまいましょう。
日光をあびない
朝に日光をあびないのは厳禁です
朝起きたら、まず最初にカーテンを開けて、日光をあびましょう。
スッキリと目覚めてすぐに活動するために必要だからです。
日光をあびると、「メラトニン」というホルモンの分泌が抑制されます。「メラトニン」は「睡眠ホルモン」とも呼ばれています。要するに、日光をあびることで睡眠ホルモンの分泌が抑制され、体が起きてくれるということです。
このあたりのメカニズムについては、以下のサイトによくまとまっていたのでリンク貼っておきます。https://sleepedia.jp/sleep-method2/
繰り返しになりますが、「朝起きたらまずカーテンを開ける」を習慣にしましょう。
脳のゴールデンタイムを有効活用するために、必要となります。
水を飲まない
朝起きて日光をあびたら、すぐにコップ一杯分の水を飲んでください
人間は寝ている間にだいたい200~300mlくらいの水分を失います。
脳は80%が水でできているともいわれています。脳を活性化させてスッキリ起きるためには、失った水分をすぐに補給する必要があります。
また、内臓の働きを活発にする効果もあります。
朝起きて水を飲まないのは厳禁です。
運動しない
朝に運動しないのは、本当にもったいないです!
朝の運動は身体機能を活性化させるだけでなく、メンタルを安定させます。
その効果は、抗うつ剤を飲むのと同じくらい強力だとも言われており、鬱病などの精神疾患を予防することができます。
僕も毎朝軽い筋トレをします。腹筋、腕立て、スクワットを20回ずつ、2セットだけです。あまり沢山やらないほうが習慣化させやすいので、男性でもこのくらいにしておくことをオススメします。
元々僕はささいなことにイライラしてしまうところがあったのですが、この朝の運動習慣を始めてから、イライラすることがかなり減ったように思います。
100%運動のおかげかと疑われると困りますが、試してみる価値はあるのではないでしょうか?
朝ごはんを食べ過ぎる
朝ごはんの食べ過ぎには要注意です!
朝ごはんに糖質(炭水化物)を食べ過ぎると、せっかく高いはずの午前中の集中力が低下してしまいます。
これは血糖値が一気に上がることでインシュリンの大量分泌が起き、今度は一気に血糖値が低下してしまうことで起きる現象です。
このあたりの話は別記事にてご紹介してます。
一般的には朝ごはんを食べるのは良いことだとされています。
もちろん、野菜やたんぱく質を中心に適切な量を摂るのであれば問題ありません。
とはいえ食べ過ぎは厳禁です。
朝ごはんは良いものだと思って、ついつい食べ過ぎてしまうので、注意が必要です。
瞑想しない
瞑想は絶対にした方が良いです
瞑想と聞いて、
「お坊さんとかがやる、特別な修行みたいなやつ?」
と思った人もいるかもしれません。
しかし、瞑想はあのGoogle社が社員に向けて推奨するほど、実践的な効果のある行為です。
「お坊さんの修行」に限定されたものではなく、私たちが日常的に取り組んでも有意義な効果が得られるものなのです。
自身の内面を探ることで、頭の中が整理され、仕事の遂行能力があがります。
また、感情についても落ち着いて捉えることができ、余裕が生まれてストレスを感じにくくなる効果もあります。
やり方ですが、何も難しことはありません。
楽な姿勢で座り、目をつむって全身をリラックスさせます。それから自分の呼吸のみに意識を集中します。
呼吸以外のことに意識がむいてしまっても大丈夫です。その意識のふるまいを第3者として観察するような気持ちで眺めましょう。
これを数分行うだけで十分です。
瞑想については、サーチ・インサイド・ユアセルフ――仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法に詳しく載っています。
瞑想のトレーニングとしては、発展編もたくさんあるのですが、この本の序盤にはこう書かれています。
「1日に1回でいいから、瞑想の呼吸をしなさい」
そうして瞑想を習慣化させることが大事です。
僕が朝に瞑想をおすすめするのは、まさに習慣化させやすいからです。
瞑想を夜にやろうと思っても、疲れてやる気が起きなかったり、急な予定が入ってできなかったりします。
朝ならそういう心配もなく、自分のために時間を使うことができるでしょう。瞑想を習慣化し、仕事の遂行能力とメンタルの向上を目指しましょう。
まとめ
□朝やってはいけない行動
・出発ぎりぎりに起きる
・メールチェック
・日光をあびない
・水を飲まない
・運動しない
・朝ご飯を食べすぎる
・瞑想しない
最後に、関連書籍をご紹介します。
昨日も22時に寝たので僕の人生は無敵です
早起きのメリットと続けるコツが勉強できます。
筋トレが最強のソリューションである
運動の効能がすごく真面目に書かれています。
医者が教える食事術
本当に正しい食事について、しっかりとした科学的根拠に基づいて書かれています。
Search Inside Yourself
Google社がとりいれる瞑想について、体系的に学ぶことができます。
以上です!