天才的に勉強ができる人は何をしているのか?【結論:ガチ努力してます】

「頑張っているつもりなのに、成績が上がらない…
自分には才能がないから頑張っても意味がないんだ…」

そんな風に諦めそうになっている中高生たちに向けて、「天才」と呼ばれる人が本当はものすごく努力しているんだ、という話をします。

記事の内容
・天才的に勉強ができる人は何をしているのか?
・「天才」と呼ばれる人は総じてものすごく努力している
・あなたの努力は無駄ではない

僕はいわゆる「進学校」と呼ばれる公立高校から京都大学へ進学しました。

僕自身は泥臭く努力してきた完全な「凡人」なのですが、経歴柄「天才」と呼ばれるような人と出会う機会に恵まれました。そして彼らに会うたびに「どうやって勉強してきたの?」と質問し、その方法を真似して取り入れていったものです。

そんな僕が教えます!

天才的に勉強ができる人は何をしているのか?

今回の記事は、僕の高校時代からの友人U君の話が中心になります。



U君は同級生の間では、「天才」「神様」なんて呼ばれていました。圧倒的に成績が良かったからです。それでいてそんなに勉強している感じがしない。いわゆる「ガリ勉」とは全然違うタイプでした。
僕の出身高校は毎年50人以上の京大合格者を輩出しているのですが、U君はぼくらの学年で3年間成績1位を維持し、京大の理学部に首席で合格しました。もちろん現役です。

高校時代には数学オリンピックの日本代表合宿に参加したり、全国模試でものすごく上位に入ったりしていました。大学在学中は時給5000円で塾の先生をしたり、プログラミングの大会で優勝したり…、「天才エピソード」はまだまだあるのですが、長くなるのでこのくらいにします。(笑)


そんな彼がどのようにして天才的に勉強が出来るようになったのか。友人の僕だからこそ知ることができた事実をお教えします。

深夜1時まで勉強

U君は高校時代、毎日深夜1時に寝て朝7時に起きる生活をしていたそうです。そして寝る前は勉強をしていました。

部活(卓球部)を終えて帰宅。そこから晩ご飯、息抜きの時間を考えても20時か21時くらいには暇になるでしょう。そこから深夜1時まで、ほぼ毎日勉強していたそうです。時間にすると4, 5時間くらいでしょうか。

一日4, 5時間ってかなりの勉強量ですよね。学校ではそんな素振りなかったですが、家ではそうとう努力していたんです。

たぶんこれを聞くと、当時の同級生たちは驚くでしょうね。U君は全然勉強しているそぶりがなかったですから。

模試を徹底的に研究していたU君

高3のある日、全国模試直前の僕らの会話です。

僕「U君は模試用の勉強してるん?」
U君「まあそうやなあ。傾向調べて対策はしてるかなあ」
僕「え、模試に傾向とかあるん?」
U君「あるで。例えばS予備校模試はセンターみたいな基礎的な問題が多くて、K予備校模試は2次試験より難しくて…」

なんと、U君は予備校ごとに、模試の傾向を調べつくしていたのです。

数学ならどの単元が出やすい、英語の問題構成はこんなだ。

受験勉強すら必要なさそうなくらい優秀で、ましてや模試の対策なんてしなくてもよさそうなのに、彼はもっと上を目指して努力しまくっていたんですね。

「天才」と呼ばれる人は総じてものすごく努力している

あなたの周りにも、「全然勉強してなさそうなのに成績が良い人」っていると思います。

学年1位をとるような、自分から見たら「天才」にしか見えないような人がいることでしょう。

ただ、僕が出会ったU君やそのほか大学の友人たちは、みんな尋常じゃない努力をしていました。「天才」と言うとまるで生まれつきの能力かのように勘違いしてしまいそうになりますが、彼らは自らの努力で実力を身に着けてきた、究極の努力型人間だったんですね。その努力を人に見せていなかっただけなんです。

僕は優秀な人の勉強方法に興味があって遠慮なく質問してきたので、たまたま彼らの努力を知っていますけど、まあ普通はそんな質問しないですもんね(笑)
みんなはその努力を知らないわけです。

「天才と呼ばれる人は総じてものすごく努力している」

これが僕の経験から得たことです。

あなたの努力は無駄ではない

これまでの話から、次のシンプルな真理が見えてきます。

努力は無駄ではないし、努力しないと成績は上がらない

先生やご両親にさんざん言われた言葉かもしれません。言われ過ぎて聞くのも嫌になっているかもしれない。でも改めて、言わせて欲しい。あなたの努力は無駄ではないと。

中学校で成績が良くて天狗になっていた僕は、高校で「上には上がいる」ことを痛感して、自分の才能の無さに嫌気がさしたことがあります。

でも、U君と出会って、「才能の所為にするのは彼よりも努力してからにしよう」と思うことができました。結果がすぐに出なくてもコツコツ勉強を続けられたのは、そのおかげだったと思います。

普段勉強してないように見えるのに成績が良い人を見ると、自分の才能の無さが嫌になることもあるかもしれません。いくら努力したって無意味に思えてくることもあるでしょう。でも、その「天才」みたいな人は、きっと見えないところでものすごく努力しています元々の能力はあなたとそんなに変わらないはずです。

繰り返しになりますが、もう一度言います。

努力は無駄ではないし、努力しないと成績は上がりません

目の前のやるべきことに集中しましょう。ガチ努力しましょう。

応援してます!

記事の内容
・天才的に勉強ができる人は何をしているのか?
・「天才」と呼ばれる人は総じてものすごく努力している
・あなたの努力は無駄ではない

以上、「天才的に勉強ができる人は何をしているのか?」でした!