勉強ができない人の考え方3選【陥りがちな落とし穴】

「なぜだか勉強ができない。
勉強するやる気が起きなくて困ってます!」

ちょっと厳しいことを言うと、こんな人は考え方が良くないのかもしれません。
能力的な問題はそんなにないのに、考え方の問題があるのだとしたらもったいないですよね?
陥りがちな「勉強のできない人の考え方」に自分が当てはまっていないか、チェックしましょう。

 

✔︎本記事の内容

  • 勉強ができない人の考え方
  • できる人の考え方を身につける方法
  • まとめ

 

✔︎記事の信頼性
僕は京大に現役で合格しました。塾には行っていません。
受験勉強を頑張る中で、勉強方法やマインドについて研究してきました。同級生の考え方なんかも参考にしながら、「勉強ができる人の考え方」を真似して自分のものにしていきました。
そんな僕が解説します。

 

勉強ができない人の考え方

陥りがちな考え方は3つです。

  • 勉強の得意・不得意は才能だ
  • 息抜きが大切だ
  • やる気が出ないからやらない

 

勉強の得意・不得意は才能だ

勉強ができるかどうかは才能で決まると信じている人は、成果が出ない可能性が高いです。
理由は、自分の成績不振を自分ではどうしようもない「才能」のせいにして責任逃れをすることで、努力を回避してしまうからです。つまり、努力をしないための言い訳を無意識にしてしまっているということです。

 

✔︎勉強は才能なのか

例えば、同じクラスで一番成績の良い人を見て、「あの子は天才だから成績が良いんだ」と簡単に考えてしまっていませんか?
そう思ってしまう心理はわかりますが、そういう天才的に勉強ができる人というのは、実際のところすごく努力していることが多いようです。その辺りのことは以下の記事にも書いているので、参考にしてみてください。

天才的に勉強ができる人は何をしているのか?【結論:ガチ努力してます】

「あの子は天才だから」と割り切ってしまうと、自分がその子のように良い成績を取るのは無理だと諦めてしまうことになっていないでしょうか?

 

✔︎「勉強は努力」だと思う方が得

勉強にしてもなんにしても、「自分の努力でなんとかなる」と思っている方が得をします。科学的には、傾向としての好き嫌いや得意不得意はあるかもしれないですが、「ニガテなことも努力で克服できる」という風に考えている方が得します。

理由は言うまでもないですかね。「自分が頑張ればなんとかなる」と思っていることなら、やる気が出て努力できます。最初から才能のせいにして諦めている人よりも、成果を出せる可能性がはるかに高いのです。

 

息抜きが大切だ

「息抜き」という言葉はやっかいです。息抜きを言い訳にして休憩しすぎた・遊びすぎたという経験、ありませんか?
事実として多少の息抜きは必要かもしれませんが、休憩するための口実にしてしまうのは良くありません。

 

✔︎息抜きはし過ぎがち

例えば、「昨日は8時間も勉強したし、今日は一切勉強せずに遊びに行こう」と思った場合、その人は1日4時間勉強したことになります。1日6時間勉強している人がいたら、その人に負けることになりますね。全く勉強しない息抜きをしてしまうと、別の日の努力が半減してしまいます。

上記のような息抜きの仕方をしてしまう人は多いかと。「息抜きも必要だ」と言うのは事実かもしれませんが、本当にここまでの息抜きが必要なのか、よく考えるべきでしょう。

 

✔︎息抜きするならきちんと休むべき

僕の失敗談を書きます。
僕は受験生時代、ときどき図書館で勉強していました。
最初の頃は場所を変えたことが気分転換になって、勉強がはかどりました。でも、通っているうちに小説が読みたくてたまらなくなってきたんですね。当時そこまで小説にハマっていたわけではないのですが、頻繁に大量の本を目にしていたことで、知らないうちに読書欲が掻き立てられていたようです。

「この問題集をやり終えたらちょっとだけ本を読もう。これも息抜きだよね」なんて考えて本に手を出したら最後、その日は小説を1冊読み切って終わってしまいました。
読書はかなり集中力を使うので、疲れてしまって勉強が手につかなかったんですよね。息抜きをするにしても、疲れるようなことをしてはいけないんだなあと学びました。

 

やる気が出ないからやらない

「やる気が出ないからやらない」と考えるのもNGです。というのも、そもそもやる気は「やってから出る」ものだからです。

 

✔︎やる気は待っていても出ない

一般的には「やる気が出てからやる」の順番だと思われていますよね。でも、やる気は待っていても出ません。やる気は作業し始めてから出るものだと言うことが、研究によって明らかになっています。
詳しく説明している動画を見つけたので、リンクを貼っておきますね!

 

✔︎「とりあえずやる」を癖に

成績を上げるために、「とりあえずやる」を癖にしてしまいましょう。いつまでも出ないやる気が起こるのを待っていると、日が暮れてしまいます。
やってみたらわかるのですが、「とりあえずやる」で机の前に座って手を動かすと、案外集中して勉強できたりもします。試してみてください。

 

できる人の考え方を身につける方法

勉強ができる人の考え方を身につける方法があれば、知りたいですよね。僕が思う方法は以下の3つです。

  • 成功体験を積む
  • ビジネス系YouTuberの動画を見る
  • 身近な「できる人」から盗む

 

成功体験を積む

これは難易度が高いですが、一番効果のある方法だと思います。なぜなら、自分が努力をすれば成長できると言う考え方を自然と身に付けられるからです。

 

✔︎テストの点数を5点上げよう

例えばテストでいつも60点しか取れなかったのに、頑張って勉強したら65点になったとしましょう。
点数にすればたったの5点ですが、この5点は非常に大きいです。
なぜなら、自分の努力が実った結果の5点だからです。努力して5点あげられるということは、努力の量と質をもっと高めることができれば、100点を目指すことも可能だということではないですか?
感覚的にはそう思えないかもしれませんが、テストで65点の人の勉強の質はまだまだ改善できるところがたくさんあるはずなので、論理的に考えて100点を取るのは夢ではありません。

頑張って勉強して5点あげられる人は、100点を取るポテンシャルを持っている。だから小さな成果でも、自信を持ってください。

 

✔︎まずは頑張りましょう

上記のように、テストの点数を5点上げるところまでは、愚直な努力を積み重ねるより他にないかと思います。あなたの努力ををサポートするための記事はいくつか書いてあるので、参考にしてもらえると嬉しいです。

参考記事:

暗記しにくい事柄を覚えるための勉強方法【英単語、地理、歴史など】

英語のテストで90点を取るための勉強方法【中学生・高校生むけ】

 

ビジネス系YouTuberの動画を見る

ビジネス系YouTuberの動画というと、会社で働く人向けに思えますが、学校の勉強にも活かせるような話がたくさんあります。

 

✔︎おすすめのビジネス系YouTuber

  • 中田敦彦さん
  • メンタリストDaiGoさん
  • ブレイクスルー佐々木さん

このあたりは非常に勉強になるかと思います。「睡眠の取り方」みたいな1つのテーマを網羅的に知りたい場合は中田さん、より細かい話や心理学的な話はDaiGoさんや佐々木さんが良いです。おすすめです。

 

✔︎移動の際の聞き流し学習がおすすめ

がっつり動画を見るのも悪くないですが、そればかりやっていては時間を取られ過ぎてしまいます。勉強の時間自体が奪われたら本末転倒ですからね。
移動中やちょっと疲れた時に、イヤホンで聞き流して勉強するのが一番効率が良いかと思います。

 

身近な「できる人」から盗む

僕が高校生の時にやっていた方法ですね。成績の良い人と喋ってみて、勉強方法何かを尋ねつつ、考え方を探っていきます。この方法は手軽でおすすめです。

 

✔︎「どうやって勉強してるの?」と尋ねる

具体的にどうするかというと、成績の良い人に「どうやって勉強してるの?」と尋ねるだけです。
すると、勉強方法を知ることができますし、どうしてその勉強方法を選んだのかというところから、背景となる考え方がわかってきます。
手軽な方法とは言っても、仲良くない人にこんなことを尋ねるのは難しいかもしれませんね。
ただ、自分の成績を上げようと頑張っている人はそれだけで魅力的ですし、自分が得意な勉強について尋ねられるのは相手にとっても嬉しいことのはずです。あまり不安に思わずに、質問してしまうことをお勧めします。これがきっかけで仲良くなれるかもしれませんしね。

 

まとめ

これまでの内容をまとめます。

    • 勉強ができない人の考え方
      • 勉強の得意・不得意は才能だ
      • 息抜きが大切だ
      • やる気が出ないからやらない
    • できる人の考え方を身につける方法
      • 成功体験を積む
      • ビジネス系youtuberの動画を見る
      • 身近な「できる人」から盗む

 

自分の考え方を見直すきっかけとなれば嬉しいです。応援してます!