勉強嫌いでも成績を上げる方法【3つまとめました】

「勉強がどうしても嫌い
勉強した方がいいのは理解してるけど、嫌すぎる
嫌いでも成績が上がる方法はないの?」

そんな疑問にお答えします!

✔本記事の内容

□勉強嫌いでも成績を上げる方法
方法①:勉強をゲームととらえる
方法②:ひとまず自分が興味あることだけを徹底的に勉強する
方法③:思考停止でとりあえずやる

僕は塾に行かず、現役で京都大学に合格しました。

そんな僕ですが、学校の勉強は基本的に嫌いでした。他人に強要されてしなきゃいけない学校の勉強なんて、「興味もないしつまらないなあ」と思っていました。実際今でも、自分が興味あることはいくらでも勉強できますが、仕事なんかで強制的にさせられる勉強は大嫌いです。

そんなふうに嫌々勉強していた僕でも、なんとか京都大学に合格できました。

僕が実際にやってみて良かったと思う勉強方法や考え方をお教えします!

勉強嫌いでも成績を上げる方法

本題に入る前に少しだけ補足させてください。

✔補足

そもそも、学校の勉強というのは構造上、ほとんどの学生から嫌われるようにできていると思います。

なぜなら、学校の勉強は強制されてやるものだからです。

人間というのは、他人から強要されたことをするのを嫌うようにできています。同じことをするにしても、自発的にした場合と強制された場合では、感じ方が大きく違ってきます。

本来勉強は、何かを知りたいという自発的な気持ちが生まれてから、その「知る」という目的のために手段としてするものです。

あなたも、好きな芸能人の情報だったら手間をかけて検索したり、スポーツにしても料理にしても、どうやったら上手くやれるのか調べたりしますよね? それが本来の勉強の在り方なんです。
「疑問発生」→「知りたい」→「勉強」
という手順ですね。

学校の勉強はそういう正しい手順がとられていません。そのためほとんどの人が学校の勉強を嫌いになります

少し長くなりました。

これからご紹介することがらには以上の考え方が必要だったので書きました。なんとなく頭に入れておいてもらえればと思います。

それでは具体定な方法に入っていきます!

勉強嫌いでも成績を上げる方法は以下の3つです

方法①:勉強をゲームととらえる
方法②:ひとまず自分が興味あることだけを徹底的に勉強する
方法③:思考停止でとりあえずやる

方法①:勉強をゲームととらえる

勉強を「テストの点数を稼ぐゲーム」だととらえましょう。

理由は、勉強を「強要されたもの」ではなく「自発的なもの」に変えられるからです。

ドラクエの目的が「魔王を倒す」のと同じように、自分の目的を「テストの点数を稼ぐ」ことにしてみましょう。

そうすると、まずは目的に達するための方法を知りたいと思いますよね。

「✔補足」で説明した手順、
「疑問発生」→「知りたい」→「勉強」
にあてはめると、

「テストの点数を稼ぐにはどうしたらいいの?」→「方法を知りたい」→「勉強方法、点数を稼ぐテクニック自体を勉強」
こんな風になります。

そうすると、自然と細かい疑問が出てきます。

「数学の点数を上げるためにはどうしたらいいの?」
「因数分解の問題を解くコツは?」
「テストに出るのはどこだろう?」

「テストの点数を稼ぐ」という大きな目的にむかう上で通らなければいけない道のりが見えてくるわけですね。ドラクエでLv.1のスライムを倒したり、中ボスを倒したりするのに対応しています。

こう考えていくと、いつのまにか勉強することを受け入れている自分に気がつきます自分が必要だと感じたから勉強する、つまり「自発的に勉強する」ことになるからです。

さらに、成績の近い友達と、どっちが高い点数を取れるか競うようになればしめたもの。勉強へのモチベーションは爆上がりです。

とはいえ、この考え方が合う人もいれば合わない人もいるでしょう。

一度試してみてはほしいですが、まあでもゲーム自体があまり好きでない人には難しいかもしれません。

ただ、合う人にはかなり大きな効果を与える方法でしょう。

どうせ勉強しなきゃいけないなら、「テストの点数を稼ぐ」ゲームに身を投じてみてください

方法②:ひとまず自分が興味あることだけを徹底的に勉強する

とりあえず「勉強してもいいかな」と思えることだけを徹底的に勉強するというのも、成績アップのために有効な手段です。

他人に強要されたものとして勉強するのではなく、「自発的な勉強」になるからです。

勉強は基本的につまらないものですが、「小説は好きだから国語の勉強はしてもいいかな」とか、「三国志は好きだし歴史の勉強はそんなに嫌じゃないかも」とか、そんな風に思う人もいるでしょう。

そこで僕がおすすめしたいのは、「それらの教科を徹底的に勉強してみること」です。

小説が好きなら、月10冊以上読む。自分でも書いてみる。

これは実際に僕がやってみて体感したことですが、こういうことをすると、小説表現の「型」とか「パターン」みたいなものが分かってきたり、思考能力や語彙力が上がったりして、意外とテストの点数が上がったり、他の教科へも良い影響が出たりします。

歴史が好きなら、好きな時代だけでもいいから徹底的に覚える。数学が好きなら、好きな単元だけでも徹底的に勉強する。

こんな風になんでもいいから勉強すると、そもそもの思考能力が上がったり、他の教科に繋がるような興味がでたり、勉強の習慣がついたりします。

そして結果的に、他の教科の点数も上がりやすくなります。

✔デメリット
この方法のデメリットとして、
①:すぐに点数に直結するとは限らないこと
②:テストの点数に偏りが出ること
③:両親や先生から「他のことも勉強しなさい」と言われがちなこと
が挙げられます。

ただ僕が思うに、これらはとりあえずは気にしなくていいです。勉強が嫌なまま、だらだらと乗り気でない勉強をするよりは、多少偏ってもいいから自分が嫌いじゃない1つの科目を極めるほうがマシですし、長期的に見れば全体的な点数アップにも繋がります。

とりあえず「勉強してもいいかな」と思えることを徹底的に勉強する

おすすめです。

方法③:思考停止でとりあえずやる

最後に一番手軽な方法をお教えします。

勉強が嫌だと感じても、思考停止でとりあえずやりましょう

やってみると意外とやる気がでるということがあるからです。

そもそも人間は、「やる気が出てからやるのではなく」、「やってからやる気が出る」ことが科学的に分かっています。
「やる気が出ないなー」と悩んでいて待っていても、やる気が出ることはありません。とりあえず机の前に座ってペンを握る、問題集を解き始める。そうしてはじめてやる気がでます。

この方法は手軽で誰でもすぐに実践できますし、勉強時間が増えるので点数にも反映され易いでしょう。

ただ、僕個人の意見としては、根本的な解決になっていないのでこの方法だけでは不十分です。

本気で成績を上げたいなら、「方法①:勉強をゲームととらえる」、もしくは「方法②:ひとまず興味のあることを徹底的に勉強する」を実践しましょう。

そのうえでやる気が出ないと感じたときに、
「方法③:思考停止でとりあえずやる」を実践しましょう

✔まとめ

勉強嫌いでも成績を上げる方法
     補足:学校の勉強は構造上みんな嫌いになる
方法①:勉強をゲームととらえる
     「点数稼ぎ」を目的としたゲームに身を投じよう
方法②:ひとまず自分が興味あることだけを勉強する
     自発的にしてもいい教科を極める
方法③:思考停止でとりあえずやる
     人はやってからやる気がでる

ご紹介した方法はすべて僕が実践してきて良かったと思うものですが、人によってはめんどくさいと感じるかもしれません。

しかし、それでも一度は試してみて欲しい。少なくとも、成績アップのためのヒントくらいは掴めると思います

応援してます!

以上、「勉強嫌いでも成績を上げる方法」でした!