暗記しにくい事柄を覚えるための勉強方法【英単語、地理、歴史など】

「どうしても覚えにく英単語がある。
単純な地名が覚えにくくて困る。
世界史の人名が似たようなものばかりで覚えにくい」

そんな人のために、「覚えにくい事柄」を覚えるための勉強方法をお教えします!

目次
□暗記しにくい事柄を覚えるための勉強方法
・事柄どうしを結び付ける
・それでもだめなら紙に書いて貼るorスマホの待ち受け

僕は現役受験生のとき、センター試験の日本史(本番)で97点を取りました。(1問間違えました笑)

そのときの勉強期間、2週間です。2週間で高校日本史3年分を覚えました。日本史では人名や地名など、暗記しにくい事柄が多数存在しましたが、それらも全部覚えましたね。

では僕が最初から暗記が得意だったかというと、全然そんなことありません。小学生のころなんか、都道府県が覚えられなくて、何日もかけて泣きながら覚えた記憶があります(笑)

そんな僕でも、たくさんの方法を試し、研究していく中で、暗記のコツみたいなものを身に着けることができました。

そんな僕が教えます!

暗記しにくい事柄を覚えるための勉強方法

事柄どうしを結び付ける

いきなり結論から言います。

事柄どうしを結び付けましょう!

つまり、それぞれを関連しているグループに分類して、グループ内の事柄を一緒に覚えてしまうということです。

歴代の内閣総理大臣を覚える場合を例に出します(ほんとに覚えにくい!)

グループ1:汚職で辞めた人【田中角栄(ロッキード事件)、竹下登(リクルート事件)、…】
グループ2:スローガン的なものがある人【黒田清隆(超然主義)、原敬(平民宰相)、…】
グループ3:立憲政友会の人【原敬、高橋是清、田中義一、…】
グループ4:戦争のときの人【近衛文麿(日中戦争)、大隈重信(第一次世界大戦)、…】


こんな感じでグループ分けをして、各グループに誰がいるかを覚えようとしましょう。

グループを作る基準のコツは、それ自体がテストに出る重要事項であること。
例えば「ロッキード事件」や「リクルート事件」はそれが誰のときの事件かもセットで試験に出ます。「超然主義」のようなスローガンや政治のスタンスも頻出です。

こんな風に覚えておくと、それぞれが結びついて、記憶に残りやすくなります

こういう暗記方法を「メモリーツリー」と言ったりもします。これについては暗記のコツは脳を騙すこと【間違った勉強法、していませんか?】をご参照ください。

同じように、英単語だったら似た意味でグループ分けをしたり、地理なら同じ漢字を使った地名でグループ分けしたりすると良いです。

試してみてください!

それでもどうしても覚えられない事柄はどうするか?

どうしても覚えられない事柄は、紙に全部書き出して、家の机やトイレなど、目につくところに張ってしまいましょう。また、スマホの待ち受け画面に設定するのもありです。

暗記する上で最も大切なのは「何度も思い出そうとすること」です。その事柄が何度も目につくようにしたうえで、見てから目線を外した後は必ず1回思い出そうとしましょう

それでも無理なら、諦めて他の勉強をしましょう(笑)
勉強しなければいけないものはたくさんあるので、まずはすぐに点数に結び付くところからやっていくのも一つの大事な考え方です。

まとめ
□暗記しにくい事柄を覚えるための勉強方法
・事柄どうしを結び付ける(グループ分け)
・それでもだめなら紙に書いて貼るorスマホの待ち受け

以上、「暗記しにくい事柄を覚えるための勉強方法」でした!