「音楽」のテスト対策のコツとは?【副教科の勉強法】

「副教科の「音楽」をどう勉強していいかわからない。
何かコツはないの?」

そんな疑問にお答えします。
 

✔︎目次

  • 「音楽」のテスト対策のコツ
  • 「音楽」のテストで出題されやすいもの
  • 「音楽」のテストを頑張る意味

 

✔︎記事の信頼性
僕は塾に行かず、現役で京大に合格しました。
そんな僕ですが、中高生のころは副教科のテストの点数をどうやって上げるのかについても相当研究してきました。特に「音楽」はもともと得意だったのもあり、90点以上しかとったことがないです。
そんな僕が解説します。

 

「音楽」のテスト対策のコツ

副教科の「音楽」は、ほとんど100%暗記科目です。音楽のセンスがあるとかないとかは関係がないんですね。
テスト対策のコツとしては、「どのあたりが出題されるのか」を把握して、暗記しなければいけない量をできるだけ減らすことになります。
そのための方法は2つあります。

  • 先生の癖を見抜く
  • 出題されやすいものを知っておく

 

先生の癖を見抜く

「音楽」のテストは5教科と違って作る側の自由度が高く、先生の癖が出やすい教科です。
 

話し方から見抜く

テスト直前期の先生の話を聞いていると、テストでどこが出題されるのかわかることがあります。
時間をとって何度も話していたり、強調して話しているところはメモしておきましょう。テストに出る可能性が高いです。
先生によっては「ここテストに出すよ」みたいなことを言ってくれる人もいます。そういう場合はありがたくメモしておいて、覚えましょう。
「音楽なんて興味ないしつまんない」と思うかもしれませんが、テスト直前の授業だけでも、先生の話をよく聞いてみましょう。これをやっておくとテスト勉強で暗記する量を減らせますからね。

 

前回のテストの傾向を見る

前回のテストをよく分析するのは非常に有効な手段です。
同じ人が作るテストは、やっぱり似たようなものになりますよね。
「作曲家の名前がたくさん出題されているな」、「授業で歌った曲のについての問題が多いな」など、ちょっと見返すだけで気付くことは多いです。
今回のテストはんいに当てはめると、ここを覚えておけばいいのかな?と予想がつくと、テスト勉強がグッと楽になります。
「そんな分析、めんどくさいよ」と思うかもしれませんが、この分析をしないでやみくもに暗記する方が大変だしめんどくさいです。
最初は難しいかもしれませんが、周囲の大人や友達を頼ってでも、前回のテストを分析するべきでしょう。

 

「音楽」のテストで出題されやすいもの


さて、音楽のテストは先生の癖が出やすいという話をしました。とはいえ、全国共通で「音楽」のテストで出題されやすいものというのも存在します。
それは次の3つです。

  • 作曲者と代表曲
  • 音楽記号とその意味
  • 音符の読み方、法則

 

作曲者と代表曲

作曲者の名前と代表曲は、音楽のテストでは定番です。先生としても問題にし易いのでしょうね。
モーツァルト、「アイネクライネナハトムジーク」
ベートーヴェン、「交響曲第5番(運命)」
こんな感じ。
合わせて作曲者が生きた年代が出題されることもあります。
バッハ(1685年〜1750年)とかですね。できればこの数字も覚えておきましょう。

音楽記号とその意味

定番のものを挙げると、

f:強く
mf:やや強く
pp:とても弱く

こんな感じですね。
先生によってはもっとマニアックなものを出す人もいます。そのあたりは前述のようにうまく見抜いて、ピンポイントで覚えましょう。

 

楽譜の読み方、音符の法則

「楽譜が読めるようになってほしい」と願う先生は多いはず。だからこそ出題され易いのかと思われます。
「ト音記号」や「ヘ音記号」の意味と使い方、「変ニ長調」などの言葉の意味など、覚えづらくてめんどくさい事柄がなかなかの頻度で出題されてしまいます。
先生の癖てきにもこの辺りが出題されそうだったら、ここは踏ん張りどころだと思って覚えましょう。気合です。
ちなみに、「ト音記号」の書き出しの点は「ド」の高さ、「ヘ音記号」の書き出しの点は「ファ」の高さということを覚えておくと何かと便利です。

 

「音楽」のテストを頑張る意味


受験では基本的に5教科しか使いません。だから副教科の「音楽」なんて頑張ってもあんまり得しないんじゃないの?と思うかもしれませんね。
実際僕も昔は、「副教科ってあんまり意味ないのにめんどくさいなあ」みたいなことを思っていました。しかし、大人になってみると意外と意味があったかもなと思うので、その辺りを少しだけお話ししておきます。


楽譜が読めると意外と便利

大人になってから意外と「合唱をやりましょう」みたいな機会があったりします。会社の忘年会とかですかね。
合唱以外にも、出し物で何かしら歌うことになったり、楽器をやらなきゃいけなかったり、あとは教師になると生徒と一緒に歌ったりもしますよね。
こういうときに、スッと楽譜が読めると便利です。反対に楽譜が読めないと上達が遅くて、ちょっと不便です。居残りで練習しなきゃいけなかったり、家でたくさん練習したりするかもしれないので、けっこう面倒ですよね。
もちろんこう言った機会のない人もいるでしょうけど、もしものために楽譜くらい読めておくと便利かなと思います。

 

趣味につながる可能性も

今は忙しい中高生も、大学生や大人になると、けっこう暇になることが多いです。
そんなとき、何か趣味でも始めよっかなという気持ちになるかもしれません。
スポーツや料理など、定番の趣味はいくつかありますが、音楽系の趣味もその中の一つです。
特に大学生の定番である「アカペラサークル」なんかは、本格的にやろうとするとかなり難しいので、楽譜の読み方などの基礎はできておくに越したことはありません。
社会人になってからも、休日に会社の部活なんかで音楽を楽しむなんて趣味の形もあります。
そういったきっかけとして、中高生の頃に副教科の「音楽」を頑張っていたことが活きてくるかもしれませんね。
 

単純に教養になる

「教養」という言葉はちょっと曖昧なので、だからなんなんだ?となるかもしれませんね。
ただ、皆さんの周りの友達にも、物知りな人っていませんか?
例えば、芸能人についてものすごく詳しい人、野球に関してはいくらでも語れるという人、J-POPの曲をたくさん知っている人。
そういう知識の一つ一つが「教養」と呼ばれるものになってきます。
何かについて物知りな人って、面白いし魅力的に見えませんか?
つまり、知識が魅力になるわけですね。言い換えると「教養」=「その人の魅力」なわけです。
音楽の知識というのも、そんな「教養」の一つとなります。たとえものすごく詳しいわけじゃなくても、ちょっと知っておくと他人から魅力的に見られる可能性アップです!
 

以上の理由で、音楽のテスト勉強を頑張っておくときっと役に立ちます。頑張って勉強しましょう!
応援してます(^^)

 

✔︎まとめ

  • 「音楽」のテスト対策のコツ
  • 「音楽」のテストで出題されやすいもの
  • 「音楽」のテストを頑張る意味

 
以上です!