「勉強はどこでするのが良いの?
集中できる環境で勉強したい!」
こんな悩みに答えるため、記事を書きました!
- 勉強におすすめの場所ベスト3
- NGな場所ベスト3
- まとめ
✔︎記事の信頼性
僕は京都大学に現役で合格しました。塾には行っていません。
勉強する場所についても、色々と試したり、本で研究したりしてきました。その集大成的な記事になります。
勉強におすすめの場所ベスト3
勉強におすすめの場所は以下です。
2位:カフェ・ファストフード店
1位:自宅のリビング
3位:塾や学校の自習室
第3位は自習室です。利用している人もかなりいると思いますが、僕もその1人でした。
塾には行っていなかったので、学校の自習室にちょくちょく行きましたね。
✔︎自習室で勉強するメリット
- 静かな場所で勉強できる
- 他の人につられて集中できる
この2点がメリットです。特に、静かな場所で勉強したい派の人におすすめの場所ですね。
また、他の人も頑張って勉強しているので、つられて自分も頑張れることがあります。「いつも以上に集中できたかも!」と思う人も多いはず。
✔︎自習室で勉強するデメリット
- 移動が面倒
- 休憩が決められているときがある
この2点がデメリット。
特に休みの日なんかは、家から出て自習室まで行くのが面倒に感じがちです。というか僕がそうでした。家から学校まで1時間かかる遠さだったので、行く気がしないことも多かったです。そのため、「長期休みに毎日通う」といった習慣的なものにはなりませんでした。自習室の利用は放課後が中心でしたね。
また、これも僕の高校の話ですが、休日や放課後の自習室に休憩時間が設定されていました。1時間に10分くらいだったと思います。
すると、自分はまだキリが悪いから勉強を続けたいのに、周囲がおしゃべりをはじめるので集中し続けるのが難しくなります。どんなに集中力の高い人でも、話しかけられたらもう無理です…。
自分で休憩時間をコントロールしたい人は、休憩時間が設定されている自習室には行かないようにしましょう。
✔︎総合的にはおすすめ
デメリットもありますが、メリットの方が大きいです。静かな場所で勉強できる環境って、意外と見つかりません。また、家から近い人は毎日のように使うと良いでしょう。習慣化していけば、身体が「ここは勉強に集中するする場所だ」と覚えていきます。そのうち、「自習室に入ったら集中する身体」になることができるかもしれません。
2位:カフェ・ファストフード店
お気に入りのカフェやファストフード店で勉強するのもおすすめです。
ちなみに僕は、学生時代はマクドナルドに行ってました。100円でコーヒーが飲めて、席も使い放題です。最高ですね。
今は経済力がついたので、スタバや家近くのカフェに行けるようになりましたが…笑
✔︎カフェ・ファストフード店で勉強するメリット
- コーヒーが飲める
- スマホの充電ができる
- なんとなく気分が良い
メリットはこの3点です。
コーヒーに含まれているカフェインには、眠気覚ましの効果があると言われています。勉強中に眠くなるのを防止できますね。
また、店にもよりますが、スマホの充電ができます。お得感がありますね。
そして極め付けは、なんとなく気分が良いこと。カフェで勉強とかって、「それっぽい」感じがしません?笑
冗談みたいに言いましたが、なんとなくかっこいい気がして、気分良く勉強できるという人、結構いると思います。気分が悪いよりは、良い方が勉強もはかどりますよね。カフェに行けることが勉強するモチベーションになるかもなので、試してみる価値ありです。
✔︎カフェ・ファストフード店で勉強するデメリット
- 周囲がうるさい
- お金がかかる
デメリットはこの2点です。
お店ですから、周囲がうるさいのは仕方がありません。なので、静かなところで勉強したい派の人にはおすすめできません。
また、多少お金はかかります。とはいえ、マクドナルドなら100円で済みますし、勉強によって得られる知識や経験はお金以上に価値があるので、この程度の出費はあまり気にしないのが吉です。
✔︎思い出深いマクドナルド
大学生のときに、しばらくマクドナルドに通っていたことがあります。
24時間営業の店で、朝の7時までには行って、朝ご飯とコーヒーを頼んで勉強していました。朝活です。
他の人がベッドから出たくない誘惑と戦っている時間帯に、自分はシャキッとして勉強していることで気分が良かったです(笑)
「朝はマクドで勉強」が、当時は習慣になっていました。おかげで努力が大きく積み上がり、大学の研究や就活で非常に役立ちました。
こういう例もありますが、お店の使い方は人それぞれです。自分にあった利用法で勉強を積み上げましょう。
番外編:通学中の電車・バス内
1位の前に番外編です。
通学に電車やバスを利用する人にとって、移動時間中は大きな勉強のチャンスです。
✔︎通学中に勉強するメリット
- 習慣化しやすい
メリットはこの1点だけですが、これがものすごく大きいです。
「自習室で勉強」や「カフェで勉強」を習慣化させるには、自分の意志が必要となります。自習室に行く、カフェに行くという選択をした上で、さらにそこで勉強するという選択をしなければなりません。そのため、意志が弱いと続かないこともしばしばです。
しかしながら、移動の際に電車やバスに乗るというのは、自分の意志とは関係なく強制的に毎日行われることです。つまり、自主室やカフェと違って、その場所に行くという選択をする必要がありません。そのため習慣化しやすいわけです。
通学の電車が片道20分の人は、1週間で2時間分の勉強が積み上がります。大きいですね。
こういう隙間時間の勉強はものすごく大事ですから、移動中の勉強を習慣化しやすいのは大きなメリットです。
✔︎通学中に勉強するデメリット
- 周囲がうるさい
- 満員電車は窮屈
- 問題演習は難しい
デメリットはこの3点です。
当然ながら周囲はうるさいですよね。満員電車に乗ると窮屈でもあります。静かに落ち着いて勉強することは難しいですね。
また、問題をノートに書いて解くことが難しいというのもデメリットです。座ることができれば、膝の上で書くことは可能ですが、姿勢が悪くなるし、何より変な目でみられてしまいます(まあ僕は高校時代やっていたんですけどね…笑)。移動中は英単語帳など、暗記系を中心に勉強しましょう。
✔︎番外編のまとめ
移動中の勉強というのは、勉強の場所を選んでいるわけではないですね。そのため、本記事の趣旨からは外れると判断し、番外編としました。
とはいえ、メリットのところでも書いた通り、移動中の勉強は大きな成果につながるので、必ずやりましょう。僕も高校3年間、往復2時間の移動中はいつも勉強していました。3年間トータルするとそれだけで1000~2000時間くらいは勉強できたはず。京大合格にこの積み上げが役立ったのはいうまでもありません。
1位:自宅のリビング
さて、色々とご紹介してきましたが、僕が1番最強だと思う場所は自宅のリビングです。
いろいろな場所を試しましたが、結局最後に落ち着いたのは、この場所でした。
✔︎自宅のリビングで勉強するメリット
- 周家族の監視があるのでサボらない
- 少し休みたいときに寝転べる
- 移動の時間的ロスがない
メリットをまとめると上記の3点です。
1つ目:家族の監視があるのでサボらない
まず、家族の監視があるのでサボらないということが大きいです。親が勉強に対して厳しければ、勉強せざるを得なくなるのでラッキーですし(本人的には大変かもですが笑)、親が優しい場合は、自分から勉強すると約束すると良いです。親との約束を破りたくない心理が働いて、サボってしまうことなく勉強します。
2つ目:少し休みたいときに寝転べる
勉強していると心身ともに疲れます。そこでプチ休憩が大事になってきますが、自宅のリビング勉強ならすぐにソファに寝転ぶことができます。机に突っ伏すよりも回復効率が良いです。
また、休憩しだすといつまでもダラダラと休憩してしまう人がいますが、そこは1つ目のメリットによってサボりにくくなっていることでカバーできます。「今から10分だけ休憩します」などと家族に宣言すると良いでしょう。
3つ目:移動の時間的ロスがない
家での学習になるので、移動による時間的ロスがありません。
自習室やカフェに行く時は、どうしても移動による時間的ロスがあります。移動中の乗り物内で勉強することもできますが、歩きながら勉強は難しいので(僕はやっていましたが、危ないのでおすすめしません…笑)、どうしてもロスが出てしまいます。
家のリビングなら、自分の席につくまで5秒くらいです。
✔︎自宅のリビングで勉強するデメリット
デメリットは一つに集約されます
- 周家庭環境に依存すること
メリットに書いた、「家族の監視」は、家庭環境によっては効果がなくなってしまいます。
例えば、必須の条件として、家族がいつもリビングにいることが挙げられます。両親が共働きで、いつも家にいない場合は監視してもらえません。また、家族との仲がうまくいっていないと、リビングで勉強するのは難しいでしょう。
✔︎リビング勉強の補足
自分の場合は小学生の頃から18歳まで、自宅のリビングを中心に勉強していました。両親の教育方針によって、それが習慣化されていたからです。
親の監視があり、勉強するには良い環境でした。3歳年上の姉がいつも目の前で勉強していたので、対抗意識を燃やしたり、わからないところを教えてもらえたりしたのも大きかったように思います。
デメリットにも書いた通り、家族との関係性に依存してしまう勉強場所ですが、親と一度話しあうなどして効果的に使えるようにして欲しいと思います。
NGな場所ベスト3
さて、おすすめの場所を書きましたが、逆にNGな場所についても触れていきます。以下の場所で勉強してしまっている人は、見直しましょう。
- 3位:図書館
- 2位:友達の家
- 1位:自室の勉強机
3位:図書館
図書館での勉強はおすすめしません。一般的にはメジャーな場所なので、意外かもしれませんね。
✔︎図書館での勉強をおすすめしない理由
理由は1つです。
- 読書したくなってしまう
これは僕の失敗談ですが、受験生時代に何度か図書館での勉強を試みたことがあります。
しかし、あれだけ本が並んでいると、休憩に入ったときにフラフラと本棚を見に行ってしまい、気がつくと長時間の読書をしてしまうことが何度かありました。当時は、普段そこまで読書していなかったのですが、環境の効果は恐ろしいですね。
もちろん、全く本に興味がなければ別ですが、少しでも気になる本を見つけてしまうと誘惑に負けてしまう人も多いはず。図書館での勉強はおすすめできません。
2位:友達の家
アニメや漫画でよくある、誰かの家で集まって勉強するというシチュエーション。これを現実でもやる人がいるみたいですが、おすすめしません。
✔︎友達の家での勉強をおすすめしない理由
理由は1つです。
- 遊んでしまう
全ての人がそうと言いたいわけではないですが、友達というのは一緒に遊んでいて楽しい人なので、目の前にその人がいると遊びたい気持ちが湧いてしまうのではなかろうかと思います。というか僕はそうでした。
何度か友達と一緒に勉強したことがありますが、遊びたい気持ちを堪えるのに苦労しましたね。それがストレスになって、勉強に支障が出るほどでした。
友達との関係性によってはあり得るのかもしれませんが、個人的にはおすすめしません。
1位:自室の勉強机
さて、最もおすすめできない勉強場所は、自室の勉強机です。
せっかく勉強机があったとしても、そこで勉強してはいけません!
✔︎自室の勉強机で勉強をおすすめしない理由
これも理由は1つです。
- 誘惑が多すぎる
自室は、誘惑だらけです。
本、漫画、ゲーム、スマホ、ベッド…。こんなものに囲まれても集中して勉強できる人がいたら、立派すぎます。
しかも監視がないので、サボり放題です。
実際僕も、勉強机で勉強はついぞしたことがないですね。買ってもらったのに、親には申し訳ないです。まあでも成績が上がったり、志望校に合格したりすることの方が大事ですよね。
自室の勉強机で勉強するのはNGです。今すぐやめましょう!
勉強におすすめの場所ベスト3
3位:塾や学校の自習室
2位:カフェ・ファストフード店
番外編:通学中の電車・バス内
1位:自宅のリビング
NGな場所ベスト3
3位:図書館
2位:友達の家
1位:自室の勉強机
以上、「勉強におすすめの場所ベスト3」でした!